ホンダ、大幅アップデート投入時期に遅れも
ホンダ、大幅アップデート投入時期に遅れも
今季開幕から戦闘力不足に悩むホンダだが、当初カナダGPにも投入予定とされた改良型エンジンについて、時期が遅れる見通しを示唆した。
これはホンダF1プロジェクトの責任者である長谷川祐介氏が明らかにしたもので、それによればライバルらと比べ50馬力ほどあるとされるパワー不足を解消するため、エンジン・サーキットの一つとされるジル・ビルニューブ・サーキットで行われるカナダGPに大幅アップデートされた改良型パワーユニットを投入したいとしていたものの、いまのところ確信が持てないと消極的姿勢。
ベンチでは革新的な燃焼技術にトライして手応えを感じているものの、実車とのギャップがあり苦戦していると伝えられている。
なお一部にはメルセデス製パワーユニットにも関係するイルモア・エンジニアリングにアドバイスを求めているという報道もある。マクラーレン・ホンダは今回のスペインGPでもオイル漏れによりアロンソがいきなりストップするなど苦しい状況をみせた。
ルノー・スポール、アップグレードの投入計画を延期
現在自身のワークスチームとレッドブル・レーシング、そしてトロ・ロッソにエンジンを供給するルノー・スポールは、当初第5戦のスペインGP(5月14日決勝)にも投入するとされたアップグレード版の投入を延期することを明らかにした。
以下略